こんにちは。コラゾンデザインの平井です。
注文住宅の工事が始まって間もないころ、目には見えづらいけどとても大切な”検査”があります。
それが『基礎完成検査』。
配筋検査を終えてコンクリート打設が終わると、型枠を外して露になった”基礎”部分をしっかりチェックする工程です。
なぜ基礎完成検査が必要なのか
家の基礎は、人で言えば骨のような存在。強くてまっすぐ、設計通りに仕上がっていることが、建物全体の耐久性と安全につながります。
この検査ではひび割れが無いか、寸法や高さが合っているか、水が溜まっていないかなど細かく確認します。
主なチェックポイントは
・ひび割れやジャンカの有無:細かいクラックや打設漏れが構造に影響することも
・寸法・高さ・水平性:設計図通りに仕上がっているか。土台が通る位置には墨出を行い確認をします。
・アンカーボルトの位置:柱と連結する大切な金物。本数もそうですが高さも確認します。
・清掃状態:泥や水たまりが無いか、見えない所まで丁寧に掃除します。
これらの状況を細部まで確認し、写真を撮り記録に残していきます。
検査が終われば上棟へ
検査が終わって問題が無ければ、次は上棟へ。
骨組みが立ち上がり、家の形が見えてくるタイミングです。
基礎がしっかりしているからこそ、その次の工程に進めるわけで、まさに家づくりの土台の完成を見届ける瞬間です。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
また更新させていただきます。