こんにちは、コラゾンデザインの高垣です。
今日は3月3日ひな祭りの日になります🎎🌕
我が家も上の子が女の子なのでひな祭りっぽいことはしてみました!ちらし寿司美味しいとモリモリ〜✨3色だんごとケーキも食べてました!笑
さて、去年から名作照明のご紹介をしてきました。
そのどれもがポール・ヘニングセンというデザイナーによって手掛けられた照明になります。
照明デザイン史に残る名作「PH 5」をはじめ、数多くの照明作品を発表したヘニングセン。
生活を豊かにする“もの”として作り続けたヘニングセンとはどのような人物だったのか、何週かに分けてご紹介していこうかと思います。
ポール・ヘニングセンは、1894年にコペンハーゲンに誕生します。
作家の父と女優の母の子として生を受けたヘニングセンは両親の仕事の影響で幼少期から様々な文化人と交流をかさね、美しさを追求する独自のデザイン哲学が養われていきました。
1919年には、建築家デザイナーとしてデビュー。コペンハーゲンの人気観光地「チボリ公園」の建築主任としても携わっています。
デザイナーだけでなく、ジャーナリストや作家として文筆活動をおこなうなど、幅広い分野で才能を発揮していました。
「眩しすぎる照明」の問題意識がヘニングセンの情熱の源泉に。
1920年、ヘニングセンは運河の街灯をデザインする機会がありました。そこで開発した照明は、従来のガス灯とは一線を画すデザインでしたが、「まぶしい」という理由から、評判は良くなかったそうです。
この件がきっかけでヘニングセンは、“照明のまぶしさ”は社会的に解決する問題であるという認識に至りました。
こうして彼のグレアフリーな照明の開発が始まっていきます。
“近代照明の父”としての歴史が動き始めた瞬間ですね。
今週はここまでで、次回はPH5の誕生・皆様もご存知であろう有名照明デザイナーとの友情話をしていこうかと思いますのでお楽しみに〜✨