こんにちは、コラゾンデザインの髙垣です。
2週続けてルイスポールセンのPHシリーズからPH5、PH Lampついてご紹介してきましたが、今回もポール・ヘニングセンがデザインしたPHシリーズより名作中の名作〝PH Snow Ball〟のご紹介をしていきたいと思います。
⚫︎ 栄誉あるランプ 〝Paris Lamp〟をリデザイン
元々は1925年のパリ万国博覧会に出品され、金賞を得たことからパリランプと呼ばれている照明をリデザインしたものになります。
ヘニングセン自ら資金を負担するほど、このランプに力を入れてグレアフリーを目指したそうですが、まだまぶしさは残りました。
⚫︎PH5とともに発表
1958年に以前ご紹介したPH 5 とともにデンマーク工芸博物館に展示されました。
その時点で大きな注目を集めることはなく1983年に既製品化され、今も世界中で最も美しい陰影を作るペンダントとも言われています。
スノーボールは8枚のシェードの構成になっていて、溢れる光はとても美しいです。特徴的なのはシェードの形で光が全てシェードの内側にあたることが設計されています。
直接的に光源にあたることがないのでグレアが生じませんし、シェードの中に生まれる陰影がなんとも穏やかで美しくうっとりします。
PH5と比べる価格的には高いですが、製品化されて40年以上経ちますが今でもファンが多い照明となっています。
名作照明と言われている照明はどれも安いお買い物ではないですが、名作と言われる理由がしっかりと照明を見ていただければ分かります。気に入ったデザインのものを見つけていただいて是非ご自宅のインテリアの一つとして取り入れて頂けたら嬉しいです。
次回も名作照明シリーズはお休みで、ハニカムブラインドについてお話ししていこうと思います💫
ルイスポールセンHPより引用