こんにちは、コラゾンデザインの髙垣です。
みなさん洗濯物ってどこで乾かしていますか?
最近では乾太くんなどの乾燥機も充実してきて外で干す方も減ってきた印象があります。
おしゃれ着や乾燥機に入れられない服だけは室内干しするご家庭も多くなってきた印象です。
しかし、結構気にられる方も多いのですが…
『室内干しだと生乾き臭が…』
結構な割合で生乾き臭に関して思われる方が多いのではないでしょうか。
確かに外干しより中干しの方が洗濯物が生乾き臭になる確率が高くなる気もします。
では、何故洗濯物が臭くなるのか…
それは雑菌が原因になっているんです!
モラクセラ菌と言う雑菌が排出するフンのようなものが原因で古い雑巾のような臭いが発生してしまうそうなんです。
せっかくいい匂いの柔軟剤を入れてルンルンな気分で干した洗濯物が乾くと不快な臭いになっていてゲンナリしてしまいますよね。
しかし、モラクセラ菌自体は臭くないんですよ!この菌は人の口・鼻などの粘膜にいつも存在している一般的な菌になるので、無臭なんです。
『無臭なら何で洗濯物が臭くなるんだよ!』
そう思われる方が大半だと思います。
本来無臭のモラクセラ菌は洗濯物が乾きにくく乾燥まで時間がかかってしまうと、洗濯物についている水分や皮脂などを栄養として増殖し、フンのようなものを出してしまうんです。
それが生乾き臭の原因になるわけなんです。
本題になるのですが、実際洗濯物が乾くまでにどれくらいの時間がかかるのか…
●春・秋は約5時間程度
●夏は約2~3時間程度
●冬は約6時間程度
確かに夏は外に服を干したらお昼前には乾いているが、冬だと夕方くらいまで乾いてないってこと多いですよね。
ここで登場するのが、本来無臭のモラクセラ菌!
生乾き状態が5時間続くと本来無臭のモラクセラ菌が増殖を始めて、生乾き臭の原因となるフンのようなものを出してしまうんです。
じゃあ、夏以外無理じゃん、、、
でも外に干して早く乾いてることもあったりする時ありませんか?
それは風がある時なんです。風があることで乾く時間が半分になると言われています。夏だと1.2時間、冬は3時間程度で乾かすことも出来るのです。
室内干しの場合洗濯物が乾く時間は、外干しの約2倍と言われているので冬だと10時間以上服が濡れている状態が続いていることになりますが室内干しの場合でも風を起こすことによって乾かす時間を半分にできます!
ではどのようにして風を起こすのか、生乾き臭を発生させない工夫など、次回ご紹介しますね✨