こんにちは!コラゾンデザインの廣瀬です。
今回は外観のインパクトがある、「富士山世界遺産センター」について
紹介したいと思います。
こちらの建物は2014年にプリツカー賞(建築界のノーベル賞のようなもの)を受賞した
坂茂さんが設計した建物になっております。
建物のかたちとしては逆富士山のような形になっており、建物正面に水盤があるため、
水の中に富士山をつくりだす演出になっています。
このアイデアを思いついて、実現できるところが有名建築家のすごさなのかなと思います。
逆富士山の部分は展示棟になっており、らせん状に歩きながら上の階を目指していく構造に
なっているため、富士登山したような感覚になります。5階まで登ると富士山を絵のように
切り取るピクチャーウィンドウが設けられており、富士山の眺めを楽しむことができます。
ただ意味もなく、窓をつくるのではなく、窓からなにを眺めるのか、これは住宅にも
同じことがいえると思います。
窓から空や植物の緑を眺めることで、より心地のよい空間になるのではないかなと思います。