皆様こんにちは。コラゾンデザインの平井です。
本日は先週と引き続き、名古屋市の現場で基礎の型枠検査に伺いました。
正面にあるのが深基礎と言われる部分です。
こうみると迫力がありますね。
型枠検査とは、
ベタ基礎工事では概ね2回に分けてコンクリートを施工します。
1回目は先週の配筋検査が完了したのちにベースになる部分に施工します、
2回目は土台を支える部分にある基礎の立ち上がり部分に施工します。
この2回目のコンクリート打設の前に、立ち上がりの型枠が適切に施工されているか、お家とつながる部分のアンカーが適切に配置されているかを確認するのが型枠検査です。
主に確認する点としましては、
・基礎図面とおり型枠が施工されているか
先述の通り、基礎の立ち上がりには土台が乗るわけですから適切な位置に作業されていないといけません。
・型枠と配筋の間に4センチ以上の隙間が確保されているか
鉄筋からのコンクリートの厚みは4センチ以上と法律で規定されています。
今回はフック付きの接手なので特に気を付ける必要があります、しかしフックが綺麗に定着されていて本当にありがたいです。
・アンカーの位置と高さの確認
土台と基礎を繋ぐアンカーの位置は構造計算を基に導き出されているので適切な位置に準備されているか確認します。
また、土台を止める金具はカットスクリュー(こちらは後日紹介させていただきます。)を用いますので土台からネジが出ると床合板を施工する際に不具合が生じます。アンカーの高さは土台上部から5ミリ下になるように1箇所1箇所すべて確認していきます。
最後にアンカーが鉄筋に緊結されているか確認します。
これまでの準備がコンクリート打設前に行う型枠検査になります。
今回も業者さんの丁寧な作業のおかげで是正なく完了しました。
来週には基礎が完成しますので楽しみですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また更新させていただきます。