こんにちは!コラゾンデザインの廣瀬です。
先日、金沢の「金沢海みらい図書館」を訪れました。写真で見るたびに惹かれていた建築でしたが、実際に足を運んでみると、想像以上に“空間”そのものが心地よくて、建築の力を強く感じました。
外観の特徴でもある無数の丸窓は、内部に入るとやわらかい光となって、
空間全体に優しく広がります。
均一ではない自然光がつくり出す空気感はとても落ち着きがあって、「光をどう入れるか」の大切さを改めて考えさせられました。
住宅設計でも、ただ明るくするのではなく、どんな光がどこに落ちるかを丁寧に考えたい
ものです。
図書館内は仕切りが少ないのに、不思議と落ち着ける場所がたくさんありました。天井の高さ、窓の位置、家具のレイアウトによって、ゆるやかに空間が分かれていて、それぞれが自分の場所を見つけて過ごしている。
こういう空間のつくり方は住宅にも応用できると思います。