皆様こんにちは。
コラゾンデザインの平井です。
本日は先週と引き続き、基礎工事の現場で型枠検査にお伺いしました。
1回目のコンクリート打設工事が終わりますと、今度はお家を支える土台をのせる立ち上がり部の型枠を組んでいきます。
元々、木造建築の下に基礎という概念が無い時代では、地面に礎石と言われる石を置きその上に柱を立てる工法が取られていました。
今でも古い寺社建築では見ることが出来ますね。
こちらの目的は地面と床の間に隙間を設けることで通気性を保ち、湿気からお家を守る効果があります。
現在の基礎にもこの意識が受け継がれており、建築基準法で1階の床から地面までは45㎝以上、基礎の高さは30㎝以上と定められています。
現在では瑕疵担保保障や長期優良住宅等の規制に準じて40㎝とするところが多くなりましたね。
高さが高くなっている傾向は、お家を建てられてからのメンテナンスを考慮しての影響が多く感じます。
コラゾンデザインでは基礎の高さは40㎝を確保しています。
・立ち上がり部分の型枠が設計図通りに組んであるか。
・型枠と配筋の間が確保されているか
・アンカーの位置や高さが適切か
などを主に確認していきます。
型枠の確認が終わりますと、2回目のコンクリート打設を行います。
打設したコンクリートは養生期間を経た後に脱型をします。
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。
また更新させていただきます。