皆様こんにちは。 コラゾンデザインの平井です。
本日は名古屋市で基礎配筋検査に伺いました。
基礎配筋検査とはコンクリートを施工する前に内部の鉄筋が適切に施工されているか確認する検査になります。
構造計算に沿った鉄筋の配筋計画を立てていますので、お家の耐震強度にも影響が出てきます。
代表的な住宅検査の中で一番最初になりますが、一番肝心な検査になります。
検査の確認事項は多岐に渡ります。
ベース配筋の間隔は適切か、基礎の立ち上がり(土台が乗る部分)の配置が適切か、防湿シートに破れが無いか、鉄筋の接手(2本を繋ぐ部分)の長さは適切か、コンクリートの被り厚さが取れているか等々、
こちらは接手の長さを確認しています。
継手の長さは40d(d=鉄筋の太さです 今回の鉄筋径は13なので13x40=520mm)以上が取れているか確認します。
また、接手の位置は隣同士にならないようにずらす必要があります。
また、鉄筋を重ねて良いのは2本まで、3本以上の鉄筋が重なるところは1本を離して施工する必要があります。
これは3本以上鉄筋を重ねるとコンクリートで鉄筋を覆えなくなるという理由から禁止されています。
鉄筋を一通り確認すると最後に防湿シートの破れを気密テープで処理します。
今回も業者さんの丁寧なお仕事のおかげで問題なく確認が出来ました。
この配筋検査を経てコンクリート打設の作業に移ることになります。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
また更新させていただきます。